REXT株式会社から所有株式分の「交付金銭のお支払いのご案内」到着

22年6月21日に簡易書留で届いた。郵便局に行けば現金で受け取れるようだ。一体何の金銭かというと私が保有していたREXTという会社が上場廃止になったのだが、保有していた株式を市場で売却していなかったので、このタイミングで保有していた株式の価値分の金銭が交付されることになった。

REXTというのは、RIZAPグループの3社(ワンダーコーポレーション、HAPiNS、ジーンズメイト)の親会社として設立された会社だ。私はワンダーコーポレーションの株を100株保有していたので、ワンダーコーポレーションが上場廃止になってREXTが設立されるに際してREXTの株100株が割り当てられた。

ワンダーコーポレーションの時代から含み損だったので、REXTになっても損切りできずにそのまま保有し続けていた。そうこうしているうちに、RIZAPが株主をRIZAPのみにして株式を非公開化するために1株あたり400円で既存株主から買い取る(スクイーズアウト)と発表された。そのため、TOBやMBOなどと同様に市場では400円を少し下回る位の価格で取引されていた。いつもなら市場で買い付け価格より少し下回るところで売却するのだが、今回は金額が少ないこともあり、このまま市場で売却しなければどうなるか経験しようと思い、売却しなかった。

22年3月28日で上場廃止となり、1週間位は証券口座にデータが残っていたのだが、以後は完全に消えてしまった。つまり、証券口座の保有資産総額がその分減ってしまった。実際にデータが消えてしまうと、その分が戻ってくるのか不安になってしまう。今回は少額なのでそれ程でもなかったが、金額が大きいとかなり悶々としそうだ。そのまま待つこと約3ヶ月経過した本日、簡易書留で40000円の「交付金銭のお支払いのご案内」が届いた次第だ。

REXTの最後の株価が391円だったので、市場で売却するのに比べて900円多いことになる。3ヶ月で900円なので、年間で3600円とすると40000円に対する年間利回りは9%ということになる。最終日ギリギリに391円で売却する位なら売却しないで正解だったと言えるように思う。なお、REXTはこの発表後397円が最高値だったが、397円で売却できた場合で考えると年間利回りは3%に低下するので、397円で売却できるなら市場で売却した方が良いという判断もあると思う。

今までは、TOBやMBOで上場廃止となる場合は、市場で売却していたが、市場で売却せず上場廃止後3ヶ月位で金銭交付を受ける選択肢もあることが良く分かった。今後は、3ヶ月資金を眠らせることで得られる利回りから、市場で売却するラインを検討したいと思う。

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