エスエルディー (3223)の優待利用

2022年8月8日

平日のランチにエスエルディーが運営するkawara CAFE&DININGに妻と行ってきた。女性向けのお洒落な感じの店舗なので、おっさん一人では入りにくいが妻と一緒なら問題ない。男性にとってはボリューム少な目ではあるが、+200円でお肉を1.5倍にすることができる(画像は1.5倍)のと、ご飯とお味噌汁はお代わり自由なので、お腹一杯になる。お味噌汁も具沢山だったし、とても美味しく満足いくランチだった。+200円のドリンクもつけて二人でピッタリ3000円だった。優待券3枚で持ち出しなしでランチをすることが出来て、優待利用満足度としては満点だ。

リタイア前は、平日にゆったりとランチをするなんて考えもしなかった。仕事をしていたときは仕事が気になり、昼を抜いたり、食べるにしても慌ただしく落ち着けなかった。これもリタイアしたからこそだ。ランチ後はダラダラといろんな店舗を見て回ったが、土日と違いどこも空いているので、凄く特別な感じがした。

今は定年が延長されたり、定年後に再雇用で働き続けることも多い。生涯に得られる収入ということだけを考えれば、所属していた会社で働き続けることが一番だ。在宅で好きなときに好きなように働けるのならば、会社に残り続けたいとも思っていた。将来的には変わると思うが、現時点ではそんな都合の良いことが許されるはずもない。

65歳や70歳になってリタイアしても、健康寿命が5~10年位しか残っていないし、もうその年だと気力・体力ともに大分落ちているように思う。実際、私の父は75歳を過ぎたころから痴呆と運動機能の低下で施設暮らしをして、10年ほどで鬼籍に入った。

働くことが一番楽しいことであるならば、働き続けることが一番幸せだと思うが、そうでないなら一度しかない人生なのだから、一番楽しいことをする時間をなるべく多く早くに確保したい。障害のある子供の見守りが必要という事情に加えて、そのように考えたからこそ、早期退職制度を使ってリタイアすることを決心した。当然のことながら、早期退職制度だけで経済的自由を確保した訳ではなく、それまでに経済的自由を確保すべく準備してきた。その準備の成果と早期退職制度の相乗効果により、リタイアすることができた。

この銘柄は500株保有で優待券を年間2万円分もらえる。私にとっては利用価値のある優待であるため優待価値は2万円として、配当0円だが、4月19日の終値541円に対して利回り7.39%と高水準だ。まあ、利回りが良いというのは株価が低水準であるということと裏腹なところがある。この飲食銘柄も御多分にもれず、コロナの煽りで株価が低迷しており、含み損になっているが、優待ランチを頂きながら気長に回復を待つこととしよう。

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